今回の土地取得までの主な流れ
1、景色の良い土地をGoogle earthや土地の人に教えていただく。
2、気に入った土地の場所を地図でチェックし、役所にて情報収集
3、希望地のエリアの区長さんの連絡先を役所で聞き、相談する。
4、区長さんを通して、希望地の地権者の方と面談交渉、合意をいただく。
建物を建設できる土地かどうか?
景色の良い場所を見つけたら、まずは役場で地目確認!
地目が森林や原野であっても、そのまま役場の農業委員会へ相談しましょう。(農業委員会では農地の賃貸料金表を配っているので、土地価格の基準になるため確保しましょう。)
ついでに、上下水道課にて浄化槽の放流許可と上水の引き込みの相談もしましょう。
(電気に関しては道路の電線から100Mは電力会社負担で引っ張っていただけます)
里山の土地の価格
里山の土地の取得において、価格決めはとても重要です。高すぎても安すぎても後々良くなく、いかに適正価格をこちらから提示できるかが大切です。
ただ適正価格といっても、里山の土地に関しては、一般の情報サイトや不動産屋さんに聞いても参考になる情報は少ないのが現状です。
そこで今回参考にしたものは農地の賃貸価格表!
遊佐町では約300坪(1反)の畑を年間6000円で貸していることが分かりました。
そこで、購入価格としては50年分の賃貸価格として1000円/坪で交渉し、みなさんからの同意を頂きました。
インフラをどうするか?
水と電気と電波
給水:水道管の通っている道から建物が遠く、
引き込みするのに90万円かかる
→井戸水か近隣建物からの分岐を検討
排水:浄化槽の放流許可を役場で確認、
設置費の補助金も約53万円いただけます
電気:最寄りの電柱から100Mまでは
電力会社負担で引込みしてもらえます。
電波:UQモバイルの電波が弱く、
Yモバイルに乗り換えて対応しました。
農地転用
里山で土地を購入する際にネックになる農地転用、国は農地を出来るだけ維持する基本方針のもと、農家以外の方が農地を購入するにには手間と時間がかかります。
今回は遺産相続の関係で、3つのうち2つを先行して農地転用し、後ほど残りの1つを農地転用することになりました。
役場の農業委員の方が丁寧に教えてくださり、申請準備に2週間、許可に6週間の2ヶ月で許可がおりました。